ジャンル・エリア : 果物 | 自然 | 近畿 2017年06月20日

たわわに実り、甘酸っぱい香りを漂わせる梅の実=大津市大石龍門で
近畿地方は19日、高気圧に覆われて気温が上昇し、大津市で真夏日となる32.5度を記録するなど、県内各地で今年最高の暑さとなった。
同市大石龍門にある和菓子製造販売「叶匠寿庵(かのうしょうじゅあん)」の「寿長生(すない)の郷」の梅林では、梅の実が収穫の時季を迎え、強い日差しを浴びてたわわに実っていた。
1万5000平方メートルの梅林に、肉厚で香りの強い「城州白梅(じょうしゅうはくばい)」約1000本を栽培。今年は数がやや少ないが、1粒ずつに栄養が行き渡り、しっかりとした実になっているという。収穫量は13トン前後を見込んでいる。
本来は梅酒や和菓子の材料用だが、一般客も有料で7月4日まで梅狩りを楽しめる。水曜定休。
(横田信哉)