ジャンル・エリア : JIMOキャラ | まちおこし | イベント | サブカルチャー | 三重 2017年06月21日

5月の「四日市萬古まつり」で投票を呼び掛けるこにゅうどうくん=四日市市陶栄町で
東海3県のご当地キャラクターが人気を競う今年の「JIMOキャラ総選挙」(中日新聞社主催)で、四日市市の「こにゅうどうくん」が首位に立っている。得票は2位の2倍近くだが、過去に終盤で順位を落としたこともある。投票の締め切りは22日。市の担当者は「気を抜かずに最終日まで投票してほしい」と訴える。
総選挙は5月12日から始まり、キャラクター40体が参加している。最新の速報値(今月13日現在)で、こにゅうどうくんは7974票。2位の「きーぼー」(愛知県安城市)の4044票や、3位の「うるるん」(同県清須市)の3569票に大差をつけている。
ホームページを通じて誰でも1日1票ずつ投票できる。こにゅうどうくんは5月の「四日市萬古まつり」をはじめ市内外のイベントでチラシを配ったほか、会員制交流サイト(SNS)でも投票を呼び掛けている。
市のマスコットキャラクターで、からくり山車「大入道」の子どもという設定。ずんぐりとした見た目に似合わぬ機敏なダンスが持ち味で、2015年のNHK紅白歌合戦ではアイドルグループ「関ジャニ∞(エイト)」のバックで踊った。
総選挙出場は4年連続。過去3年は6位、4位、4位だった。ここ2年は途中まで3位だったが、終盤に逆転された。
市観光・シティプロモーション課の担当者は「最近は市外でも知名度が高まってきた。過去に上位を争った強敵が少なく、今回はチャンス」と感触を語る。「最新の速報値は1週間前で油断できない。市制120周年の今年こそ1位を取りたい」と強調した。
北勢地域の他のキャラクターは、菰野町の「こもしか」が757票で16位、東員町の「とー馬(ま)くん」が83票で34位となっている。
最終結果は7月9日、名古屋市東区のナゴヤドームで開かれる表彰式で、上位7体が発表される。
(吉岡雅幸)