ジャンル・エリア : グルメ | 川 | 福井 2017年07月24日

炭火でこんがりきつね色に焼かれたアユ=勝山市の石田おとり鮎店で
アユ釣り客でにぎわう勝山市の九頭竜川沿いで、アユの炭火焼きが人気となっている。同市鹿谷町発坂の「石田おとり鮎店」の店頭では23日、香りが高く身が引き締まっていると評価の高い勝山のアユがこんがりと焼き上がり、夏の風情を漂わせていた。
市内の九頭竜川で捕れたアユは、全国各地の河川から持ち込まれたアユの味比べ大会「全国清流めぐり利き鮎会」で2015、16年と2年連続で準グランプリを受賞。同店では、釣り客が持ち込んだアユを買い取り、竹ぐしを刺して頭を下にして炭火であぶり、香ばしく仕上げている。
同店によると、この時期のアユの体長は20~25センチで、今後徐々に大きくなっていく。炭火焼き以外に甘露煮などもあり、来店客に好まれているという。
(正津聡)