ジャンル・エリア : 富山 | 文化 | 芸術 2017年09月06日

石崎光瑶の代表作「燦雨」(左)と「筧」(右)を題材にした記念クリアファイル=富山県南砺市福光美術館で
富山県南砺市福光美術館は、同市福光地域出身の日本画家で華麗な花鳥画で知られる石崎光瑶(こうよう)(1884~1947年)の没後70年を記念したオリジナルクリアファイルを作製した。館内のショップで販売している。
色鮮やかな花の間を飛び交うインコを描いた1919(大正8)年の帝展特選作「燦雨(さんう)」と、ウノハナと白ユリの奥で羽を休めるつがいのツバメを描いた14年の作品「筧(かけい)」をそれぞれ題材にした2種類を用意。1枚300円(税込み)で、500枚ずつ作製した。
同館職員は「お土産にもおすすめ。光瑶の魅力を知ってもらうきっかけになれば」と話している。
23日から10月22日に石川県立美術館で開かれる企画展「燦(きら)めきの日本画 石崎光瑶と京都の画家たち」に合わせて、同館でも販売する予定。
(渡辺健太)