ジャンル・エリア : 富山 | 展示 | 鉄道 2017年09月15日

かつての高岡駅地下街の風景と見比べられる写真展=高岡駅ビル「クルン高岡」で
改装前の高岡駅地下街とその周辺で昭和から平成に撮影された写真が並ぶ「昔の高岡駅地下街と高岡ステーションデパートと高岡駅」展が、同駅ビル「クルン高岡」地下街で開かれている。会期は8月末までだったが、当時を懐かしんだ来場者から長期展示を求める声もあり、9月30日まで延長する。
同所のテナントでつくるTSB商店会が主催。市民らから募った250枚ほどをA3~A4サイズで展示している。改装前の風景を記録した写真が当時撮られたと思われる場所に飾られ、今と昔を見比べて楽しめるようになっている。当時はスマートフォンやカメラ付き携帯電話が普及しておらず、地下街の日常を写した写真は貴重だ。
特に30代前後の来場者から「学生時代に通っていた」などと好評という。クルン高岡B1インフォメーションの大窪順子さん(43)は「地下街の風景と自分の歴史を重ね合わせて見てもらえたら」と期待する。地下街は午前6時半~午後10時半に開く。
(山本拓海)