ジャンル・エリア : グルメ | 三重 | 文化 2017年09月20日

ベトナムとクラフトビールのフェアを紹介する両実行委のメンバー=四日市市諏訪町の四日市商工会議所で
ベトナムの食や文化に親しむイベントが23、24の両日、近鉄四日市駅東側の商店街で初めて開かれる。飲食品や雑貨の出店が並び、特設ステージで伝統楽器の演奏や民族舞踊を披露する。「クラフトビールフェア」も併せて開催され、県内5醸造所が出品する。
開催は両日とも午前11時~午後5時。市内外の飲食店や雑貨店をはじめ9団体が10店を出す。飲食品はフォーや揚げ春巻き、雑貨はかばんやポーチ、衣服やサンダルを販売する。
ステージでは竹琴「トルン」や横笛「サオ」の演奏がある。民族舞踊は亀山市の企業に勤めるベトナム人実習生たちが発表する。四日市大(萱生町)の留学生によるベトナム語講座や、四日市高校(富田)の生徒の交換留学報告会もある。
「ベトナムフェア」と題し、四日市商工会議所や四日市観光協会でつくる実行委が主催する。市とベトナム・ハイフォン市は昨年8月、経済交流の覚書を結んでおり、7月に市と商議所の訪問団が現地を視察した。
種橋潤治会頭は「ベトナムは経済が発展してきており、四日市の企業の進出を支援したい。両国の交流を促すため、フェアが互いの国を理解する一歩になれば」と話す。
クラフトビールフェアは商店街関係者らでつくる実行委が企画した。12種類を用意し1杯500円で販売する。前売りチケットは500円の金券3枚で1200円(500組限定)。四日市観光協会などで扱っている。当日は現金で購入する。ロックやゴスペルをはじめ17団体の路上演奏もある。
問い合わせは各実行委でベトナムフェア=059(352)8191、クラフトビールフェア=059(353)6111=へ。
(曽田晋太郎)