ジャンル・エリア : まつり | イベント | 三重 | 展示 2017年09月26日

個性的な色や格好をした招き猫=伊勢市宇治中之切町のおかげ横丁で
いつも福を呼んでくれる招き猫に感謝しようと、全国から個性豊かな招き猫約3万体を集めた「来る福招き猫まつり」が、伊勢市の伊勢神宮内宮前のおかげ横丁で開かれている。10月1日まで。
おかげ横丁に並んだ出店では、猫をかたどったべっこうあめや、サンタクロースの格好をした背丈20センチほどの招き猫など大小さまざまな種類が売られている。
大黒ホールで開かれている招き猫現代作家展では、国内の15人の作家が手掛けた立体造形を中心とした招き猫の作品を展示販売している。リラックスした表情の実物大の置物やクジャクに乗って福招きのポーズをしている陶器、毛の風合いまで表現した絵画などが並ぶ。張り子の招き猫絵付けやスタンプラリーも開催している。
大阪府茨木市の女性(70)は「捨て猫を飼っている。似た顔の招き猫があったら買いたい」とじっくり作品を眺めていた。
「来る福」にちなんだ「招き猫の日」の9月29日午前9時29分から、伊勢市宇治今在家町の宇治神社でおはらいした福招きの鈴を929人に授与する。(問)おかげ横丁総合案内=0596(23)8838
(青木ひかり)