ジャンル・エリア : グルメ | 富山 2017年11月01日

「温かいかけそば」と「熱いつけそば」の提供を始めた坂本勲夫社長(左)=砺波市増山で
砺波市の国指定史跡・増山城跡に近い古民家を改修したそば店「増山城 蔵蕃(くらばん)そば」=同市増山=が10月から、冬限定の新メニュー「温かいかけそば」と「熱いつけそば」の提供を始めた。
蔵蕃そばは、築52年の古民家を市の空き家再生補助金を適用して改修し、3月にオープン。地元有志8人が出資した「蔵蕃」が運営している。地元・栴檀野(せんだんの)地区のソバを使った10割そばをうりにしており、これまではざるそばをメインに提供していた。
温かいそばを食べたいという客の要望を受け、新メニューを導入。温かいかけそば(1000円)はあっさりしただしが特徴で、熱いつけそば(1500円)はみりんを多めに入れた甘めのだしを使い、具にカモ肉や地元産ネギが入っている。
3月末まで温かいメニューを提供する予定。蔵蕃の坂本勲夫社長(65)は「新メニューを食べて温まってほしい」と話している。 (渡辺健太)