ジャンル・エリア : イルミネーション | 愛知 | 紅葉 2017年11月30日

緑のツツジや白砂との対比が楽しめる唐様庭園の紅葉=安城市の丈山苑で
安城市和泉町の和風庭園「丈山苑(えん)」で紅葉が見頃を迎え、来園者を楽しませている。
園内にはヤマモミジやイロハモミジなどが50本ほど植えられ、詩泉閣南側の「唐様庭園」や入り口付近で葉が赤や黄色に染まった。訪れた人は抹茶を味わいながら、紅葉を楽しんでいる。
唐様庭園には白砂やツツジもあり、早川信雄副苑長は「赤、黄、緑、白の4色のコラボを楽しんで」とPR。晴れた日の午後には詩泉閣の廊下などで床板に木々が映り込む「床もみじ」が見られる。
園内のせせらぎ付近の紅葉はこれからで、12月20日ごろまで楽しめそう。唐様庭園は1~3日は午後9時までイルミネーションで彩られる。
丈山苑は、現在の和泉町出身で江戸初期の漢詩人石川丈山が京都に建てて住んだ「詩仙堂」をモデルに、市が造った庭園。入園料100円。呈茶料300円。月曜休園。
(重村敦)