ジャンル・エリア : イベント | テーマパーク | 動物 | 石川 2018年01月11日
カピバラ用の露天風呂がある能美市のいしかわ動物園で10日、連携する全国4園の地元特産品などを日替わりで湯に入れる「カピバラの変わり湯」が始まり、初日は静岡県特産の緑茶の粉末を入れた緑茶風呂が登場した。14日まで。
緑茶/ザボン/ユズ/ハクサイ日替わり
変わり湯は「カピバラの露天風呂協定」を締結する動物園など4園が毎年この時期に催し、いしかわ動物園は今年から加わった。日替わりで4園と交換した特産品などを浴槽に入れる。緑茶粉末は静岡県伊東市の伊豆シャボテン動物公園から届いた。
初日、雌4頭を展示したいしかわ動物園の露天風呂では、職員が約350リットルの湯に緑茶粉末500グラムを投入。4頭は緑茶の香りにとまどっていた様子だったが、1頭が先陣を切って浴槽に飛び込むと、残る3頭も続々と入浴。目鼻と口だけ湯から出して、気持ちよさそうに目を細めていた。
11日は長崎バイオパーク(長崎県西海市)から届いたザボン、12日は埼玉県こども動物自然公園(埼玉県東松山市)のユズ、13日は那須どうぶつ王国(栃木県那須町)のハクサイを入れる。最終日の14日は、4園から届いた4品に加え、いしかわ動物園から贈ったハッサクを入れる。いずれも午前11時から。
露天風呂を担当する南都慶介さん(30)は「来園者もカピバラと一緒に4県を旅行したような気分を味わってほしい」と話していた。 (吉野淳一)