ジャンル・エリア : イベント | オブジェ | 展示 | 甲信越 2018年01月12日
塩尻市塩尻町の市立自然博物館で、木工作家3人による作品展「ぬくもりのある木のおもちゃ3人展」が開かれている。今年の干支(えと)・戌(いぬ)にちなんだ作品を中心に、温かみのある木のおもちゃを展示した。21日まで。
出品したのは、同市大門三番町の西牧伸悟さん、松本市波田の矢野憲司さん、岡谷市の藤森和義さん。それぞれ工房を主宰し、個性豊かな木のおもちゃなどを製造、販売している。
会場には、ハンドルを回すと6匹の犬が動くおもちゃや、天井からつり下げて部屋を飾る犬のモビール、犬の顔をデザインした時計などが並ぶ。ビー玉を使ったからくり仕掛けのおもちゃもある。
展示品の多くは、実際に手に取って遊ぶことができる。野溝美憲(よしのり)館長(66)は「作家の作風が木のおもちゃから感じられる。見て触って、動かして遊んでほしい」と話している。
入館料は、高校生以上300円(中学生以下無料)。月曜休館。
(問)塩尻市立自然博物館=0263(53)6342
(一ノ瀬千広)