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【福井】昨年末誕生、シロテテナガザル公開 鯖江・西山動物園

ジャンル・エリア : テーマパーク | 動物 | 福井  2018年01月18日

母親にしっかりと抱かれるシロテテナガザルの赤ちゃん=鯖江市西山動物園で

母親にしっかりと抱かれるシロテテナガザルの赤ちゃん=鯖江市西山動物園で

 鯖江市西山動物園で、昨年12月30日に生まれたシロテテナガザルの赤ちゃんが一般公開されている。母親に大切に抱かれ、すくすくと育っている。

 赤ちゃんは母親ミヨ(25歳)の7番目の子で、体長は約20センチ。母親から離れないため、性別は確認できていない。肌はピンク色で、親のような茶色の毛はまだ生えていない。成獣になるには8年ほどかかるという。

 シロテテナガザルは、東南アジアなどの熱帯雨林に生息。世界自然保護連合のレッドデータブックで「近い将来絶滅の危険性が高い種」に指定されている。

 ミヨは昨年1月にも雌の赤ちゃんを産んでおり、子育てに大忙し。飼育員らは「母親の負担は大きいと思うが、しっかりと見守りたい」と話している。

 (玉田能成)