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【愛知】カピバラ形土産が好評 竹島水族館

ジャンル・エリア : 動物 | 愛知 | 水族館  2018年01月19日

新作のお土産「カピバラの落とし物」を手にする小林館長=蒲郡市竹島水族館で

新作のお土産「カピバラの落とし物」を手にする小林館長=蒲郡市竹島水族館で

 元日にリニューアルオープンした蒲郡市竹島水族館で、新たに発売されたお土産が売り切れ続発のヒットとなっている。人気のカピバラをかたどった紙箱にチョコ菓子が入った「カピバラの落とし物」(6個入り、税込み1200円)。入荷するたびに1日平均50箱が売れる好評ぶりで、問い合わせも相次いでいる。

 2016年4月に発売した「超グソクムシ煎餅(せんべい)」、同10月の「超ウツボサブレ」に続く第3弾。深海生物のオオグソクムシ、ウツボとグロテスクなモデルが続いたので「次はかわいいお土産を」と、カピバラを商品化することにした。

 竹島水族館が飼育する雄の「たいよう」と雌の「そら」、昨年9月に耐震工事中の預け先だった岡崎市東公園動物園で生まれた雄「しずく」と雌「もみじ」らの写真を、組み合わせて使用。豊橋市の「箱秀紙器製作所」が愛らしいフォルムにこだわって作り込んだ容器は、「ペーパークラフトとして売ってもいい」(小林龍二館長)ほどの出来栄えだ。

 中身はココア色をした棒状の菓子で、おしりの部分を開けて取り出すという、遊び心あふれる趣向。「普通ではつまらないので、『運が付く』ようにと考えた」と小林館長。グソクムシとウツボの菓子は漁師が取った実物をパウダー状に加工して使用しているが、今回「本物」は含まれていないのでご安心を。

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 「しずく」と「もみじ」はそのまま岡崎市東公園動物園に引き取られたが、年末に竹島水族館に戻った「そら」には、再び妊娠の兆候が見られるという。

 (木下大資)