ジャンル・エリア : 動物 | 石川 2018年02月14日
のと里山海道別所岳サービスエリア内の奥能登山海市場(七尾市中島町)のヤギ小屋で13日朝、今年初めてとなるヤギの赤ちゃん2匹が誕生した。雪景色が広がる中、新しい命の誕生に沸いた。
橋爪和夫店長(60)によると、午前8時半ごろに出勤したところ、母親のモカとへその緒がつながった状態で元気な赤ちゃんが見つかった。体長は約40センチで黒と茶が交じった毛並み。モカが赤ちゃんの毛をなめて体をきれいにしてやる様子が見られ、双子の赤ちゃんは早速よちよち歩きを披露していた。生後1週間ほどはほとんどを寝て過ごすが、その後は元気に跳びはね、かわいらしい姿が見られるようになるという。ヤギ小屋では他に雌ヤギのミルクが妊娠中で、間もなく出産するとみられる。
奥能登山海市場では2015年4月からヤギの飼育を始め、毎年赤ちゃんが4匹ずつ誕生している。橋爪店長は「雪がとけたらヤギ小屋の外でぴょんぴょん跳ねる赤ちゃんを楽しめる。気軽に立ち寄れるので癒やされに来てほしい」と話している。赤ちゃんヤギの名前は奥能登山海市場のホームページで募集する。 (武藤周吉)