ジャンル・エリア : まちおこし | グルメ | 富山 | 工芸品 2018年02月15日
高岡市内にある鋳物工房の鋳造体験で作ったオリジナルぐいのみとクーポンを持参すると、市内の居酒屋で地酒1杯が飲めるサービスが始まった。市観光協会が提案する「ぐい飲みつくって、地酒で乾杯!」で、3月末まで試行する。(武田寛史)
同市内の鋳造メーカー「能作」などで、スズのぐいのみを作製する体験が観光客に人気が高いことから、自作のぐいのみで地酒や食事を楽しんでもらい、観光客に市内を周遊する機会を増やしてもらうのが目的。
ぐいのみが作れる事業所は能作、利三郎、はんぶんこ、小泉製作所、高岡地域地場産業センターの5事業所。
地酒1杯をサービスする居酒屋は、かざくら、かめ蔵、クラフタン、炉ばた焼陣太鼓、酒蔵盛盛の5店舗。
クーポンは同観光協会が発行し、鋳物体験ができる事業所に置く。同市観光協会は、この取り組みを広げるために、参加してもらえる居酒屋も募集している。
同協会の島崎勉専務理事・事務局長(61)は「高岡のものづくりと食を結び付ける企画。自分で作ったぐいのみで、市内で楽しい食事を味わってほしい」と話す。