ジャンル・エリア : 川 | 生き物 | 静岡 2018年03月02日
県内の主な河川で1日、ニジマスやアマゴなどの渓流釣りが解禁された。前夜の雨が上がって晴れ間ものぞく中、待ちわびた釣り客らが釣り糸を垂らした。
浜松市を流れる天竜川では同日にニジマスの成魚600キロ、アマゴの成魚400キロが放流された。天竜区の秋葉ダム下周辺では雨が降ったりやんだりする中、釣り客が夜明け前から両岸に陣取り、体長20センチほどの大物を釣り上げる人もいた。
潮見渡橋の下でも釣り客が列をつくり、磐田市の男性(67)は「支流は雨で濁っていて、こっちに来た。なかなかうまく釣れないが1日を楽しみに来た」と笑顔を見せた。
天竜川漁協によると、解禁日までにニジマスの成魚6150キロを天竜区の船明ダム上流に、サツキマスの幼魚1200キロを同ダム下流に放流した。アマゴは10月末までに適時追加の放流がある。
(島将之、山田英二)