ジャンル・エリア : 動物 | 展示 | 静岡 2018年03月06日
被災地の現状や支援活動紹介
東日本大震災の被災地の現状や支援活動などを紹介するパネル展「忘れない大規模災害」が、掛川市掛川の市立中央図書館で11日まで開かれている。復興が進む海沿いの道路や商店街をはじめ、生活支援を続ける掛川市内のNPOらの取り組みを紹介している。
自主防災や減災活動に生かそうと同図書館が企画。防災教育に取り組む小中学校や医療支援団体、自治会など中東遠や志太榛原地域の13団体が活動ぶりを展示している。
減災推進団体「ふっこう支援掛川」は、山積みされたがれきや土砂を運ぶ巨大なベルトコンベヤー、防潮堤工事の進行状況を示した写真などを紹介している。
菊川市のどうぶつ共生防災ネットワークは、避難時に小型犬などを包み込む風呂敷の使い方やペット用の段ボールハウスなどを展示した。長谷山鈴江代表は「災害時にペット同伴で生活できる避難所は全国的にもほとんどない。日ごろから避難方法を考えておくのが大事」と話した。
最終日の11日午後1時30分から、同図書館会議室で出展団体によるパネル討論がある。(問)ふっこう支援掛川=090(3307)1767
(赤野嘉春)