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【長野】「桃の実」330個つるしびなに 阿智の清内路でもひな飾り

ジャンル・エリア : まつり | オブジェ | 展示 | 工芸品 | 文化 | | 長野  2018年03月15日

桃の実のつるしびな(中央)を作った原さん(右)ら=阿智村清内路のJA上清内路店跡地で

桃の実のつるしびな(中央)を作った原さん(右)ら=阿智村清内路のJA上清内路店跡地で

 旧暦の桃の節句に合わせたひな飾りの展示が、阿智村清内路でも今月から始まった。飯田市から根羽村までの4市村で開かれている「中馬ぬくもり街道ひな祭り」の一環で、4月3日まで。

 JA上清内路店跡地では、地元住民が持ち寄った8つの段飾りのほか、上清内路地区で毎週開かれている手芸教室「ちくちくの会」会員が手作りした飾りを展示している。

 会の講師を務める原清子さん(70)によると、今年1番の見どころは、会員だけでなく地域住民にも協力を得て作った330個もの桃の実のつるしびな。「たくさん飾ったらきれいで見栄えがするはず」と1年かけて作り上げた。淡い桃色の布を縫い合わせた実11個を1連として、33連を輪の形につるした。

 布で作った10房のフジの花や、薄い紙を重ねたり布を縫って本物の木の枝に取り付けたハナモモの花など、他にも新作が並ぶ。

 開館時間は午前10時から午後3時ごろまで。

 (服部桃)