ジャンル・エリア : グルメ | 三重 | 特産 2018年04月06日
尾鷲市古江町の製塩会社「モクモクしお学舎(がくしゃ)」が、尾鷲沖の海洋深層水から作った塩でラーメンを作った。7日から同市向井の観光物産施設「夢古道おわせ」で提供を始める。
同社は、市が水深415メートルから取水している深層水を利用。これまで業務用の食塩や、一般向けの飲料などを販売してきた。
3年前に「尾鷲の深層水から作った塩で特産品を作ろう」と塩ラーメンの開発に着手。深層水を使った入浴施設がある「夢古道おわせ」支配人の伊東将志さん(43)も市の魅力発信になればと賛同し、施設での提供が決まった。
塩ラーメンは、かつお節や同市三木里産のシイタケなどから2日間かけてとっただしに数種類の塩をブレンドした塩だれを合わせ、チャーシューと煮卵をトッピングした。
塩味のほかにも「海老(えび)しお」と「貝しお」も開発し、順次提供する予定。いずれも1杯880円。土日限定。午後4~9時で、スープがなくなり次第終了。(問)夢古道おわせ=0597(22)1124
(木村汐里)