ジャンル・エリア : イベント | 花 | 近畿 2018年04月11日
竜王町のナシ畑で、かれんな白い花が見頃を迎えた。観光資源に生かそうと、今週末には道の駅アグリパーク竜王が初めて企画する花見の催しがある。
同町では25年前にナシの本格栽培が始まり、現在は13戸の農家が計5万1400平方メートルの畑を持つ。
5000平方メートルで7種類のナシを育てる「てらしま梨園」(山之上)では、代表品種の豊水の花が満開に。実を大きくするため、花を適度に摘み取る作業が並行して行われている。
父親と一緒に園を経営する寺島司さん(38)は「ナシの花を知らない人も多いので、実がなる前に見てもらえたら」と話す。
14、15日はアグリパーク竜王を訪れた人に職員がナシ園を案内する。参加費200円と引き換えに、ナシ狩りの時期に使える200円分の割引券を渡す。受け付けは午前10時~午後3時。雨天中止。(問)アグリパーク竜王=0748(57)1311
(平井剛)