ジャンル・エリア : まつり | グルメ | 岐阜 | 温泉 | 特産 2018年05月22日
氷の部屋で寝かせたそばを味わえる「氷室そば祭り」が、高山市奥飛騨温泉郷一重ケ根の新平湯たるまの館で開かれている。25日まで。
奥飛騨温泉郷で採れたソバの実を、地元の名水「タルマの水」で凍らせて造った氷室で昨年12月から5カ月間熟成。会場で手打ちして、提供している。
祭りは、奥飛騨温泉郷観光協会と地元有志でつくる実行委が毎年開き、7回目。委員長の山下寛さん(61)によると、氷室で一冬越したそばは甘みが増し、香りも良くなる。
訪れた人たちは、名所「たるまの滝」や新緑を楽しみながら味わった。会社員女性(42)=愛知県一宮市=は「こしがあり、そばの味がしっかり感じられておいしい。来年も食べに来たい」と話した。
盛りそばは500円(税込み)で、山菜の天ぷらなどを100円(同)で追加できる。午前11時~午後1時。1日200食限定で、売り切れ次第終了。
(戎野文菜)