ジャンル・エリア : 展示 | 芸術 | 静岡 2018年05月25日
南区の夫妻に記念品
浜松市美術館で開かれている「THE日本洋画150年展」(市、テレビ静岡、中日新聞東海本社主催)の来館者が24日、1万人を超えた。節目の来館者となった同市南区瓜内町の夫(67)と妻(65)に、記念品が贈られた。
飯室仁志館長が、図録や岸田劉生の代表作「麗子像」をモチーフにしたあめなどを贈った。水彩画教室の講師をする夫は「ラッキーでありがたい。素晴らしい作品を見てテクニックや表現を勉強し、参考にしようと来ました」と話した。
同展では、明治以降に活躍した63人による78点が並ぶ。多くの画家たちが、開国以降に入ってきた西洋の絵画に向き合い、葛藤しながらも日本の美や文化と融合させてきた流れを伝えている。
6月6日まで。入館料は一般が1200円、高校・大学生らが800円、小中学生は600円。(問)市美術館=053(454)6801
(松本浩司)