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【長野】4蔵元の地酒飲み比べよう 8日、木曽で初の楽しむ会

ジャンル・エリア : イベント | グルメ | 特産 | 甲信越  2018年06月01日

「地酒を楽しむ会」をPRする南さんと蔵元4社の代表的商品=木曽町で

「地酒を楽しむ会」をPRする南さんと蔵元4社の代表的商品=木曽町で

 木曽郡の日本酒の蔵元でつくる県酒造組合木曽支部は8日、第1回「木曽の地酒を楽しむ会」を木曽町の木曽郡民会館で開く。十数年前まで同様の催しを開いていたが、多忙さなどもあって近年開いていなかった。木曽の地酒をよりアピールしようと、あらためて新事業として企画した。参加者に、各社の代表的な酒を飲み比べてもらう。

 出展する蔵元は湯川酒造店(木祖村)、七笑酒造(木曽町)、中善酒造店(同)、西尾酒造(大桑村)の4社。参加者は会費2000円を払い、各社が出品する酒を味わう。会費は「おつまみ弁当」分も含む。各蔵元のブースでは杜氏(とうじ)、経営者らが商品解説をする。

 全国アマチュアきき酒選手権大会木曽予選会も同時開催される。上位入賞者は23日に長野市で開かれる県大会に出場する。県大会には従来、同支部の推薦者が出場していたが、日本酒ファンのすそ野を広げる狙いで、参加者を募り予選を開くことにした。

 毎月8日は、県や県酒造組合などが「信州地酒で乾杯の日」と定めて地酒をPRしており、楽しむ会の日程も合わせた。中善酒造店の南俊三常務は「木曽の地酒発展につながるよう期待している。4社の酒が一堂に集まる機会は少ない。ぜひ飲みに来て」とPRしている。

 楽しむ会は午後6時50分から。きき酒選手権は同6時から6時40分。申し込みは3日までに湯川酒造店にファクス=0264(36)2711=で。名前、年齢、住所、電話番号、きき酒に参加希望の有無を明記する。(問)湯川酒造店=0264(36)2030、中善酒造店=0264(22)2112

 (近藤隆尚)