ジャンル・エリア : イベント | グルメ | 愛知 | 特産 2018年06月06日
半田市平井町の水稲会社「おいしい村」が、地元産のお米で造った「ごんの甘酒」の販売を開始した。15日には、半田赤レンガ建物(榎下町)で行われるフレッシュマーケットで試飲会を開く。
米を扱う会社として米本来のおいしさを伝える甘酒を造りたいと、同社の末松園子村長(31)が考案。地元の岩滑地区で甘酒用に育てたキヌヒカリなどの品種をブレンドして使っている。
使っているのは米と、米から作った米こうじと水だけ。砂糖が入っていないため、米本来の甘さが分かり、後味がすっきりとしている。アルコールは入っていない。瓶のラベルには地元出身の童話作家、新美南吉の作品にちなんだイラストが描かれている。
末松村長は「使う米の品種や配合割合を何度も変えて試作を繰り返し、やっと満足できる甘酒ができた」と自信を見せる。
1本390グラムで500円(税込み)。新美南吉記念館などで買える。同社内の販売スペースで買う場合は1本380円(同)。(問)おいしい村=0569(58)3800
(辻晃平)