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【富山】高岡工芸高卒業生 染織、陶芸など70点 青井記念館美術館

ジャンル・エリア : 富山 | 展示 | 工芸品 | 芸術  2018年06月08日

卒業生の綴織帯や花器が並ぶ作品展=高岡工芸高で

卒業生の綴織帯や花器が並ぶ作品展=高岡工芸高で

 高岡工芸高校のデザイン科卒業生の作品展が、同校青井記念館美術館で開かれ、13人が出展した染織や陶芸、洋画などの作品約70点を展示している。24日まで。入場無料。

 1967(昭和42)年度のデザイン科卒業生が昨年8月に10年ぶりにクラス会を開いた際に、当時の担任だった射水市の陶芸家池上栄一さんが作品展の開催を提案。染織と陶芸で創作活動を続けている京都府八幡市の亀村司さん(69)が世話人を務め、同級生に作品の出展を呼び掛けた。

 亀村さんはろうけつ染めの花器「樹林」や「四季の花」のほか、タペストリー、シルクショール、のれんなどを出品。池上さんの花器「黄金結晶花器」や、小高悦子さんの綴織(つづれおり)帯「遡上」、松本邦子さんの油絵「蓮」、金子優さんのユニークなイラスト作品なども並ぶ。

 亀村さんは「卒業して51年たっても、同級生と作品展ができることは幸せなことだ」と話す。

 開催時間は午前10時~午後4時。最終日の24日は午後1時まで。月曜休館。 (武田寛史)