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【三重】8の字描き健康祈願 鳥羽・神明神社で夏越の祓へ茅の輪

ジャンル・エリア : まつり | 三重 | 神社・仏閣  2018年06月20日

茅の輪をくぐる家族連れ=鳥羽市相差町の神明神社で

茅の輪をくぐる家族連れ=鳥羽市相差町の神明神社で

 鳥羽市相差町の神明神社で、無病息災を祈って30日に営まれる「夏越(なごし)の祓(はらえ)」に向け、直径2.5メートルの茅(ち)の輪が作られた。相差天王くじら祭り(中日新聞社後援)が開かれる7月14日まで設置される。

 大みそかの「年越しの祓」に対し、夏越の祓は1年の前半の汚れを落とし、健康を祈願する。茅の輪を「8」の字を描くようにくぐった参拝者は、紙の「人形(ひとがた)」を頭や腰に当て、汚れを人形に移して神社に納める。大田清博宮司(68)は「半年を振り返り、1年の後半に取り組む区切りにしてほしい」と話している。

 神明神社は「石神さん」の愛称で知られ、海女の伝承にちなみ「女性の願いを一つかなえる」として人気を集めている。

 (西山和宏)