紫や青、ピンクなど色とりどり約100種類をそろえた「スイレン展」が、草津市下物町の市立水生植物公園みずの森で開かれている。7月1日まで。
園内のロータス館アトリウム(観賞温室)には、タイやオーストラリアが原産の熱帯性スイレンが一面に咲いているほか、屋外の花影の池には日本や欧米が原産の耐寒性スイレンも。見どころは「オールモスト・ブラック」という品種で、黒に近い濃い赤色が特徴だという。
園内の植物を管理する若松康史さん(52)は「熱帯性と耐寒性のスイレンが一度に楽しめるのは今の季節だけ。絶好の機会です」と話している。入園料は大人300円など。月曜日休館。
(市川勘太郎)