
波打ち際で遊ぶ子どもたち=南知多町山海で
南知多町の山海、内海両海水浴場と常滑市の坂井海岸が24日、浜開きした。
南知多町では浜開き式が山海海水浴場であり、町観光協会などの関係者50人が海水浴シーズンの安全とにぎわいを祈願。神事の中で出席者の代表者が玉串をささげた。
山海海水浴場を家族と訪れた瀬戸市東山小4年の男子児童(9つ)は「海の水が冷たくて気持ちがいい」と、波打ち際ではしゃいでいた。
町内では、7月1日に篠島、同2日に日間賀島の東、西の2会場がオープンする。計5カ所の海水浴場で8月末までに、昨年比4万人増の45万人の人出を目指す。
常滑市の坂井海岸でも海開き式があり、地元関係者ら約50人が出席。神事の後、市坂井観光協会長の永田浩之さん(55)が「いよいよ海水浴シーズン。盛り上げて、昨年よりも多くの人に来てもらえるよう頑張る」とあいさつした。
坂井海岸は遠浅で子どもも安心して楽しめる。7月22、29日と8月5、12日の午後1時からラッキーボール投げ、8月13日夜には盆踊りと花火大会がある。
(大槻宮子、稲垣時太郎)

神事で安全と多くの人出を祈願する永田さん(右から3人目)ら=常滑市の坂井海岸で