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【長野】日本一の星空観察に新拠点 治部坂高原に7月オープン

ジャンル・エリア : まちおこし | イベント | 甲信越 | 自然  2018年06月26日

浪合パークの拠点となる施設「浪合オフィス」=阿智村浪合で

浪合パークの拠点となる施設「浪合オフィス」=阿智村浪合で

 輝く星の美しさで知られる阿智村浪合の治部坂高原に7月7日、新たな星空観賞施設がオープンする。その名は「日本一の星空 浪合パーク」。宇宙へのロマンを学術的な観点からも追求し、星の村としてのブランド力を高める。

 浪合は2006年の環境省による全国星空継続観察で、星の観察に適していた場所1位に選ばれた地域。日本一の星空をうたう村の聖地ともいえる。浪合パークは芝生の広場やプライベートデッキ、ホール、ショップがあり、星空観賞会やイベント、展示会などを開く。

 特徴的なのは、4畳半のプライベートデッキ「星空デッキ」。安心・安全で快適な星空撮影や天体観測ができる場を提供する取り組みで、国内では珍しいという。天体望遠鏡やカメラの三脚を設置するスペースを設け、バッテリーの充電も可能。予約制で10棟を有料で貸し出す。

 阿智の星空観賞といえば、富士見台高原のナイトツアーがシンボル的な存在だが、村は相乗効果で星空の村を広くアピールしたい考え。浪合パークは標高1200メートルの山間地にあり、敷地面積1万850平方メートル。村が整備し、阿智昼神観光局が運営する。

 (問)阿智昼神観光局=0265(49)3171

 (石川才子)