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【富山】木製オブジェの仕上げ十人十色 婦中で企画展

ジャンル・エリア : オブジェ | 富山 | 展示 | | 芸術  2018年07月11日

木工作家や美容師、小学生らが色を付けるなどして仕上げ、フラワーアーティスト西淵吏英さん(右奥)が花を合わせたオブジェ作品=富山市婦中町板倉で

木工作家や美容師、小学生らが色を付けるなどして仕上げ、フラワーアーティスト西淵吏英さん(右奥)が花を合わせたオブジェ作品=富山市婦中町板倉で

 ものづくりに携わる大人や感性豊かな子どもたちが思い思いに手を加えて仕上げたオブジェが並ぶ企画展「みんなのおとがする」が、富山市婦中町板倉の書斎カフェ・ココニで開かれている。個性あふれる20点超が並び、高岡市在住のフラワーアーティスト西淵吏英(りえ)さん(35)が花で彩りを添えている。23日まで。

 西淵さんは「Rie wild vine wreath」の活動名で県内を中心に結婚式の装飾などをしている。以前から交流のあった音楽イベントの会場装飾などを手掛ける富山市の清水隆之さん(36)と共同で企画し、砺波市の木工作家河崎徹さん(32)の協力を得て開いた。

 3人や店に縁のあるイラストレーターや美容師、小学生などが、河崎さんの作った高さ15~20センチほどの木製オブジェに水彩絵の具や色鉛筆で着色。自作した部品を付けたり、絵や模様を描いたりしてオリジナルの一品に仕上げている。

 作品は西淵さんがアジサイやカイガラソウなどのドライフラワーを合わせて魅力を引き出し、花とオブジェの調和を楽しめる。

 西淵さんは「参加してくれた人の想像が形になった作品を見てもらいたい」と話す。

 同カフェは午前10時~午後10時、火曜定休。作品は無料で観覧でき、購入もできる。 (山本拓海)