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【岐阜】「双子」メロン、5日販売 久々野の道の駅で

ジャンル・エリア : 岐阜 | 果物 | 特産  2018年07月27日

中井美穂さんらが大切に育てている「双子」のメロン=高山市久々野町山梨で

中井美穂さんらが大切に育てている「双子」のメロン=高山市久々野町山梨で

 高山市久々野町山梨の農業中井康則さん(50)の畑で、1本のつるから2つの実を付ける「双子」のメロンがなった。サクランボのような見た目で、中井さんたちが大切に育てている。

 メロンは「雅」という品種で、収穫後は「飛騨メロン」として出荷する。今年就農し、メロン栽培を担当する次女の美穂さん(21)らが6月上旬、授粉作業中に1本のつるに2つの花が並んで咲いているのを発見。中井さんの畑では今年、直径15センチほどの「双子」メロンが5組育った。2つの実が同じ程度の大きさになるのは珍しいといい、親子で成長を見守ってきた。

 30年間、メロンを栽培する中井さんは「これだけ多くの双子が育ったのは初めて」と驚き、美穂さんも「面白半分で育ててみた。思っていたより玉ぞろいも良く、満足です」と笑顔で話した。双子のメロンは8月5日、同町渚の道の駅「飛騨街道なぎさ」で、1組4000~5000円で販売。売上金の一部を西日本豪雨の被災者に義援金として送る。

 (坂本圭佑)