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【長野】道の駅、買い物弱者の受け皿に 「歌舞伎の里大鹿」がオープン

ジャンル・エリア : まちおこし | 甲信越  2018年08月10日

道の駅の開業を祝うテープカット=大鹿村大河原の「歌舞伎の里大鹿」で

道の駅の開業を祝うテープカット=大鹿村大河原の「歌舞伎の里大鹿」で

 大鹿村大河原の国道152号沿いに道の駅「歌舞伎の里 大鹿」が完成し9日、開業を祝う開駅式があった。県内では49番目、飯田下伊那では6番目。

 村交流センターと道路を挟む形であった特産品販売店と観光案内所を解体して鉄骨平屋1050平方メートルを建築。観光案内所のほか、農産物や加工品、食料品、日用雑貨の販売施設、加工施設、レストランなどがある。41台を収容する駐車場も整備した。総事業費は約5億7000万円。

 開駅式で、柳島貞康村長は「買い物弱者対策としても求められていた拠点施設の完成を、観光振興や住民の憩いの場構築に生かしていきたい」とあいさつ。駅長を務める村地域おこし協力隊の杉本陽平さん(35)が駅長の帽子をかぶせてもらい「出発進行」と高らかに開業を宣言した。

 併せて施設に設置した飲料自動販売機の売り上げの一部を寄付する協定を結んだ北陸コカ・コーラボトリング飯田支店への「南信州民俗芸能パートナー企業」登録証交付式もあった。

 式典後、テープカットとくす玉割りで、にぎやかに営業を開始すると、待ちかねた多くの村民が続々と入場していた。

 (須田唯仁)