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【長野】虹と一緒にハイチーズ 御岳ロープウェイで新サービス

ジャンル・エリア : | 甲信越 | 自然  2018年08月21日

御嶽山を背景に散水して作る虹と利用客を撮影するサービス「いってらっしゃいレインボー」=4日、木曽町の御岳ロープウェイで(中央の被撮影者はスタッフ)

御嶽山を背景に散水して作る虹と利用客を撮影するサービス「いってらっしゃいレインボー」=4日、木曽町の御岳ロープウェイで(中央の被撮影者はスタッフ)

 木曽町三岳の御岳ロープウェイで、朝に水を霧状にまいて虹を作り、希望する利用者の記念写真を撮るサービス「いってらっしゃいレインボー」が始まった。町の指定管理者として運営しているアスモグループ(同町)は「心の潤いに」とPRしている。

 サービスは、運行前の午前7時半~8時。晴れた日に、山麓駅(鹿ノ瀬駅)一帯の花畑前で、スタッフが散水ホースを使って霧をまく。虹ができたら、希望する利用客に立ってもらい、そのスマートフォンやカメラを使い、別のスタッフが記念撮影をする。

 7月30日にサービスを開始。8月末までをめどに継続する。

 同社によると、これまで、撮影を申し込んだ利用客からは「良いことありそう」「虹に見送られるなんて初めて」と好評という。

 今孝志社長らが、昨年から構想。プリズムを使って虹をどこかに映せないか、山頂駅(飯森高原駅)で水をまいた場合はどうか-など、実験を通していろいろ試した上で、最も虹のアーチがきれいで背景が映える花畑前でサービスすることにした。

 今社長は「御嶽山噴火の影響からの復活は道半ばだが、一人でも多くの人に景観や涼しさを味わってもらえたらうれしい」と話している。

 (近藤隆尚)