ジャンル・エリア : 山 | 岐阜 | 自然 2018年09月05日
下呂市小坂町の濁河温泉から御嶽山(3、067メートル)へ向かう新しい登山道が8日、開通する。従来の登山道は6月下旬の豪雨で、途中の谷に架かる「仙人橋」が流されて、一部通行止めになっていた。市によると、新登山道は従来より距離で500メートルほど長くなるが、傾斜は緩やかになる。
新登山道は、登山口から原生林を通る約1.3キロで、従来の登山道につながっている。市小坂振興事務所が、木道や階段などを整備した。通行止め以降、岐阜県側から御嶽山へは、高山市からの登山道に限られていたが、岐阜県側からのメインルートが復活する。
市小坂振興事務所の山下賢太郎主査は「9月中旬からの紅葉シーズンに何とか間に合った。原生林の中を歩く気持ちいい道になったのでぜひ体験してほしい」と話した。
(吉田幸雄)