ジャンル・エリア : テーマパーク | 動物 | 生き物 | 福井 2018年09月07日
ふれあい動物舎の整備のため昨年11月から休園していた福井市足羽山公園遊園地が9日、約10カ月ぶりにオープンする。動物舎では、新たに仲間入りしたオニオオハシやカピバラ、ナマケモノなど14種33匹の動物たちを身近に体感できる。
動物舎の愛称は「ハピジャン」。動物たちが集う大きな擬木があり、根元には茶色い物体。ナマケモノのアサヒだ。寝ぼけ眼でのっそりと動きだし、長いかぎ爪で木の枝にぶら下がる。
オニオオハシのトクさんとマーチが頭上を飛び交う。すばしっこく走り回る手のひらサイズのサル「コモンマーモセット」や、カピバラ3きょうだいも愛嬌(あいきょう)たっぷりに出迎える。カピバラの餌やり体験も、午前10時半と午後1時半の各回30人限定で行う。有料。
担当者は「いろいろな種類の動物が一つのケージで過ごし、動物同士のコミュニケーションも楽しめる。同じ空間を共有し、身近に感じてもらえたら」と話している。
オープン後は混雑が予想されるため、9日~11月4日までの土日祝日(9月24、29、30日と10月6~8日を除く)に無料シャトルバスを走らせる。発着場は市企業局給水管理事務所(足羽1)。午前9時15分の始発から午後3時半の最終まで、45分から1時間間隔で1日8便を運行する。
◆カピバラの名前つけてネ 10月31日まで
福井市足羽山公園事務所は、同公園遊園地で整備を進めていたふれあい動物舎「ハピジャン」に仲間入りしたカピバラ3匹の名前を9日から募集する。10月31日まで。
2月と3月生まれの雄1匹と雌2匹で、体長は50~60センチほど。水遊びと砂遊びに目がない。
応募は、同遊園地内に設置する応募用紙に3匹の名前などを記入して応募箱へ投函(とうかん)する。郵送やメールでの応募は受け付けていない。
(清兼千鶴)