ジャンル・エリア : イベント | グルメ | 城 | 甲信越 2018年09月14日
県内外の地ビールや信州産食材を使った料理などが楽しめる「クラフトビールフェスティバルin松本」が14日から17日まで、松本市丸の内の松本城公園で2年ぶりに開かれる。今年は「一杯城主」として、ビール1杯につき10円を松本城の保存や整備のために寄付する取り組みを初めて実施。ビア信州実行委員会の荻原真貴子さんは「国宝松本城や北アルプスを眺めながらビールを楽しんでほしい」と話している。
同イベントは、ビア信州実行委員会が主催して2014年から開かれ、今年で4回目。昨年は3月の同公園利用の内規追加に伴い開催が断念されたが、追加された内規はイベントの自粛要請ではなく、規模拡大の自粛を要請する趣旨で説明不足だったとして昨年8月に廃止され、今年は開催されることとなった。
会場では県内外の計約20社、約100種類の地ビールに加えて、信州産の食材を使ったメンチカツやハンバーガーなどの料理を楽しむことができる。クレープやみたらし団子、ソフトドリンクなどの販売もあり、年齢を問わず楽しめるという。
J2の松本山雅がレノファ山口と対戦する15日には、山口県のクラフトビールも20リットル限定で提供される。
荻原さんは「フェスティバルを再び開催することができてうれしい。多くの人に足を運んでもらってビールの飲み比べや信州の料理を楽しんでもらいたい」と話した。
入場は無料で、ビール5杯とオリジナルグラスがセットになった「グラス付き5杯券」(3000円)または1杯売りの「気軽に1杯券」(550円)でビールを楽しむことができる。
(北村祥之)