ジャンル・エリア : イベント | グルメ | 三重 | 特産 2018年09月18日
紀北町矢口浦の日本料理店「稲米舎(とうべや)」は10月20日、紀州備長炭の魅力を知ってもらおうと、炭窯見学といろり体験ランチを催す。
紀州備長炭は和歌山県発祥で、製炭技術は県の無形民俗文化財に指定されている。同店従業員で来年1月から店を継ぐ上野誠広さん(34)は「日本一高級な炭。赤外線が強く素材の中まで火が通る。近年では高級料理店などで人気が高く、生産が追い付かない状況」と話す。
当日は同町矢口浦の製炭業者「大自然本舗えむてぃ」の炭窯を見学した後、同店のいろりで野菜の炭火焼きを体験。その後、鶏ももの炭火焼きや地元の魚を上野さん手作りの炭で焼いた一品などのコース料理を味わえる。上野さんは「うま味を逃さず、素材本来の味を引き出せるのが魅力。最高級の紀州備長炭をぜいたくに使ったコースを楽しんで」と話す。20人限定の予約制。参加費は1人4500円(税込み)。備長炭のプレゼント付き。(問)稲米舎=080(2434)8323
(三沢聖太郎)