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【愛知】明治期の七宝焼、46点を展示 あまで11月まで

ジャンル・エリア : 展示 | 工芸品 | 愛知 | 芸術  2018年09月27日

明治時代の七宝焼が並ぶ展覧会=あま市七宝町で

明治時代の七宝焼が並ぶ展覧会=あま市七宝町で

 明治時代の七宝焼を紹介する展覧会「明治の七宝」が、あま市七宝町の市七宝焼アートヴィレッジで開かれている。11月11日まで。

 今年で明治元年から150年となることを記念して企画。七宝焼の技術は江戸後期に七宝地域に伝わり、明治時代には周辺を合わせて200ほどの窯元で栄えたとされる。

 今回はアートヴィレッジ蔵の作品のほか、名古屋市博物館などに借りた花瓶やつぼ、皿など合わせて46点を展示。高さ97センチの花瓶「雲龍文花瓶」は迫力のある竜やウメ、キクといった花が細かく描写され、来場者が興味深そうに眺めていた。

 同館学芸員の内山智美さん(49)は「明治初期から後期にかけて、七宝焼の技術がどう変わっていったかを見てほしい」と話している。入場料は高校生以上310円、小中学生100円。(問)市七宝焼アートヴィレッジ=052(443)7588

 (清水裕介)