ジャンル・エリア : まちおこし | 乗り物 | 愛知 2018年10月01日
半田市と知多乗合(同市)は1日から、市内をきめ細かく巡るコミュニティバス「ごんくる」3路線の運行を開始する。市の中心部から北部方面と常滑方面を結ぶ路線バス2路線も同日開始。路線バスは名鉄知多半田駅-中部国際空港間がこれまでの1日1往復から8往復に増える。
ごんくるは名鉄青山駅周辺を巡る「青成(あおなる)バス」、知多半田駅と新美南吉記念館やパワードーム半田を結ぶ「南吉バス」、JR亀崎駅や日本福祉大を巡る「亀有(かめあり)バス」の3路線。運賃は1乗車100円で、乗り継いでも上限200円。車両は新美南吉の童話をイメージした絵でラッピングされている。
路線バスは市の中心部から北部方面を結ぶ「半田北部線」と常滑方面に延びる「半田・常滑線」の2路線。運賃は、乗車距離2.6キロ以内が100円で、それより距離が進んでも半田市内に限っては200円が上限となる。いずれも小学生は半額。
30日には知多半田駅ロータリーで出発式があり、テープカットで祝った。ごんくるの試乗会もあった。知多乗合の勝田厚秀社長は「末永く愛されるように安全第一で運行していきたい」と話した。
(垣見窓佳)