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【滋賀】大津祭の曳山組み立て 天孫神社周辺各町

ジャンル・エリア : まつり | 文化 | 神社・仏閣 | 近畿  2018年10月01日

神輿を蔵から出し、傷をつけないように注意深く舞殿に移す氏子ら=大津市京町の天孫神社で

神輿を蔵から出し、傷をつけないように注意深く舞殿に移す氏子ら=大津市京町の天孫神社で

 大津祭で大津市内を巡行する曳山(ひきやま)を組み立てる「山建て」が30日、天孫神社(京町)周辺の各町であった。台風24号の影響に伴い、13のうち7つの曳山で6日の宵宮まで延期。町内を巡行する「曳初め」は全町で中止になった。

 同神社の境内には、氏子ら関係者50人が集まり、神輿(みこし)を蔵から舞殿に移した。担ぎ手不足などで1972(昭和47)年を最後に蔵に眠っていた神輿を2年前に復活。一昨年は台車に載せ、昨年は周辺の神社から担ぎ手を集めた。

 今年は、天孫神社の氏子らが担ぎ手となり、滋賀銀行など地域の企業も参加。氏子会長の岩崎博さん(61)は「46年ぶりに、法被に『天孫』の文字を背負って練り歩くことができる」と感慨深げに語った。

 大津祭の本祭は7日。

 (芳賀美幸)