ジャンル・エリア : グルメ | 温泉 | 石川 2018年11月05日
加賀市山中温泉薬師町の観光施設「山中座」前の広場で、冬の名物「カニ汁大鍋振る舞い」が始まった。カニの爪や甘エビが入った熱々のカニ汁が1杯300円で提供され、観光客らが列を作って冬の味覚を味わった。
山中温泉観光協会が毎年実施し、カニ汁は地元出身の料理人、道場六三郎さんが監修した。直径1メートルほどの大鍋でカニと甘エビからだしを取り、ダイコンやニンジンも一緒に煮込んだ。隠し味にショウガとユズが使われている。
来年3月31日まで毎日、午前10時~午後1時に販売(売り切れ次第、終了)。山中温泉では、景勝地「鶴仙渓(かくせんけい)」の休憩所「川床(かわどこ)」が今年初めて、紅葉シーズンに合わせて11月末まで営業を延長している。 (小室亜希子)