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【三重】あすなろう鉄道でシースルー列車 床のガラスから線路や車輪

ジャンル・エリア : 三重 | 鉄道  2019年01月16日

床にガラス3枚をはめ込んだシースルー列車

床にガラス3枚をはめ込んだシースルー列車

 762ミリの特殊狭軌(ナローゲージ)で知られる四日市あすなろう鉄道は、28日から床の一部にガラスをはめ込んだシースルー列車を走らせる。通勤・通学の朝の時間帯を含め毎日13~67本運行され、四日市市公共交通推進室によると、通勤・通学列車によるシースルーは全国的に珍しいという。

 ガラスは縦67センチ、幅16センチで、3枚が並んでいる。3両編成のうち、内部・西日野方面の先頭車両の後部の床を活用。枕木や軌道の床、列車の車輪が動く様子を間近に見ることができる。ダイヤは日によって異なり、今月のみ市ホームページで公開する。28日は午前7時12分の内部発四日市行きで出発する。

 四日市あすなろう鉄道を運営する市は、2015年から順に車両を更新しており、最後の更新としてシースルー車両を導入。15日に会見した森智広市長は「これを機会に乗ってもらい、乗り心地の良さを知ってもらえれば」とPRした。列車には市のマスコットキャラクター「こにゅうどうくん」のイラストが入ったヘッドマークを付ける。

 四日市駅と内部駅の窓口では、当日使用の「1dayフリーきっぷ」を見せると、シースルー列車乗車証明証を発行する。先着計100人。(問)公共交通推進室=059(354)8095

 (高島碧)