ジャンル・エリア : 展示 | 石川 2019年01月16日
布草履の作品展(北陸中日新聞後援)が15日、北陸銀行東大通支店(金沢市元町)で始まった。着物や洋服の生地を組み合わせた50点ほどが並び、さまざまな色合いが楽しめる。2月1日まで。
出展したのは、3年前から布草履の教室に通っている中新好美さん(79)=金沢市粟崎町=と大山留美さん(79)=同市山王町。幅6センチほどの布を編んで1足を仕上げるという。
ピンクや赤色の生地を編んだ草履は華やかさがあり、やさしい緑色や茶色を基調としたものは落ち着いた味わい。寒色系はさわやかな印象だ。「布の柄を見て色合わせをしている。1足ずつ仕上がりが違うのが面白い」と中新さん。大山さんは「着なくなった服が作品に生まれ変わることが何よりの楽しみ」と話した。
平日午前9時~午後3時。(問)同支店076(252)3222
(押川恵理子)