ジャンル・エリア : 展示 | 工芸品 | 文化 | 歴史 | 静岡 2019年01月30日
江戸時代後期から昭和のひな人形や節句飾りを紹介する企画展「おひな様と春の香り」(中日新聞東海本社後援)が3月24日まで、磐田市立野の市香りの博物館で開かれている。御殿飾りや天神人形など300点以上の節句飾りとともに、桜や梅などの春の訪れを感じさせる香りも楽しめる。
昭和40年代に作られたきらびやかな御殿飾りや屏風(びょうぶ)段飾り、静岡県の伝統工芸として知られる駿河ひな人形、天神人形をはじめ、ちりめん細工のつるしびななどが並ぶ。ひし餅やひなあられといった日本各地の節句行事の料理やお菓子なども紹介している。
春の訪れを香りとともに楽しんでもらうコーナーもあり、桜や梅、桃、菜の花、スイセンなど7つの花の香りが用意されている。
入場料は一般300円、学生200円、小中学生100円。期間中の2月3日には講演会「おひな様と陰陽五行説」、23日には「お香づくり体験」があり、参加者を募集している。月曜休館。(問)同博物館=電0538(36)8891
(夏目貴史)