ジャンル・エリア ： 動物 | 展示 | 生き物 | 自然 | 静岡　 2019年02月04日

カワセミやマガモの剥製＝浜松市浜北区で

　県立森林公園ビジターセンター（浜松市浜北区）と浜松市緑化推進センター（南区）で、野鳥を身近に感じてもらう展示会が開かれている。担当者は「木の葉が落ちて鳥を見つけやすい時季です」とバードウオッチングを勧めている。

　ビジターセンターでは、公園内で確認している約８０種のうち約３０種の鳥を紹介。マガモやカワセミの剥製、なかなか見られないアリスイやオオコノハズク、フクロウの羽を展示している。鳥インフルエンザに対する取り組みもパネルで解説している。２８日（水曜休館）まで。

　約５００種の植物が植えられている緑化推進センターでは、日本野鳥の会会員で１９３７（昭和１２）年生まれの愛好者でつくる「ＰＨＯＴＯ一二会」の７人が、センター内で撮影した鳥の写真展を開いている。桜の蜜を吸うヒヨドリや、飛び立とうとするコサメビタキ、しっぽを振るキビタキなど１８枚が並んでいる。

生き生きとした野鳥の写真＝浜松市南区で

　担当者は「センター周辺はオオルリやキビタキ、ツツドリといった渡り鳥の中継地。鳥を探す楽しみもあります」と来場を呼び掛けている。１５日まで。１６～２８日の後期展は市内外で撮影した写真を展示する予定。

　（宮沢輝明）