【本文】

  1. トップ
  2. お出かけニュース
  3. 【長野】力作絵画、見応え十分 安曇野で中高美術部展

【長野】力作絵画、見応え十分 安曇野で中高美術部展

ジャンル・エリア : 展示 | 石川 | 芸術  2019年02月11日

生徒たちの作品が並ぶ展示会場=安曇野市豊科近代美術館で

生徒たちの作品が並ぶ展示会場=安曇野市豊科近代美術館で

 

 安曇野市内の全ての中学、高校の美術部員と生徒有志による作品展「中学高校美術部展-10周年記念展」が、市豊科近代美術館で開かれている。24日まで。観覧無料。

 同館が10年前、教育普及活動の一環として市内の学校に呼び掛けて始まった。毎年一度開き、美術館と学校が連携する全国的にも珍しい取り組みという。

 今年の参加校は、中学7校、高校4校と賛助出品の市外の3校を合わせた14校。節目の記念展に合わせ、穂高中(現・穂高東中)出身の金属造形作家・中嶋明希さんら3人も特別出品している。

 同館の展示室と廊下に、生徒たちの力作230点を展示。高校生の洗練された油彩画や、中学生の身近な動植物を描いた水彩画、色えんぴつを使ったイラストなど自由な表現が特徴的。広報活動や作品の搬入・展示など、裏方の仕事も生徒たちが担当した。

 同館の竹内和俊副館長(56)は「質もいいし、見応えも十分。若い人たちの多様な表現を楽しんで」と話した。

 12、18日は休館。最終日は午後1時まで。

 (中津芳子)