ジャンル・エリア : イベント | エンタメ | グルメ | 甲信越 2019年03月01日
雄大な自然の下で焼き肉を食べながら音楽が楽しめる「焼來肉(やきにく)ロックフェス」の実行委は28日、7月20日に飯田市の野底山森林公園で開くフェスの概要を発表した。今年はグループ向けのお得なチケットが登場し、前売り券販売と公式ホームページの公開が、3月1日から始まる。
人口1万人当たりの焼き肉店数が全国の市で最多とされる飯田を盛り上げようと、フェスは4年前から始まった。大小合わせて3つのステージと10の屋台を設置。焼き肉のエリアには鉄板が並び、来場者は南信州牛やマトンなどを自分たちで焼いて堪能できる。
当日は午前10時に開演し、午後7時終演。フェス後は来場者に飯田の街に繰り出してもらおうと、終演時間を1時間早めた。第1弾出演アーティストは4月1日に公表。昨年はサンボマスターやHEY-SMITH、飯田市出身のニッチロー‘さんら歌手とパフォーマー32組が出演した。
5900円の前売り券は、イープラスやチケットぴあ、飯田市の平安堂などで取り扱う。駐車場は2カ所に増やし、駐車券付きは7900円で、入場券4枚と駐車券1台分のグループ券は2万3600円で、昨年より2000円お得という。手ぶら焼き肉は別途2000円の券が必要となる。
今年は新たにフェス翌日に、飯田市中心市街地でガイドとともに焼き肉店を巡りながら、日本一の焼き肉の街になった謎に迫る催しも南信州観光公社が企画。同公園で会見した今井啓介実行委員長は「新たな友をはじめ未知なる肉、気分を盛り上げるロック、豊かな自然などとの出合いを楽しんでほしい」と話し、今年のテーマを“DEAI(であい)”とすることも明らかにした。過去最多の2500人の来場を目指すという。
(伊勢村優樹)