ジャンル・エリア : 動物 | 生き物 | 石川 2019年03月05日
七尾市と穴水町にまたがるのと里山海道の別所岳サービスエリア(SA)で1日、雌ヤギが誕生し、愛くるしい表情で運転手や家族連れらを癒やしている。
SA内の観光物産施設「奥能登山海市場」が2015年春から毎年、畜産農場「たんぽぽファーム」(同町)の協力で若いヤギ3匹を代わる代わる飼っている。今年は寒さが和らいだ2月下旬、3歳の雌ヤギ「春子(はるこ)」を飼い始め、今月1日、子を出産。名前は公募をもとに桃の節句の時期にちなんで「ももこ」とした。
施設の橋爪和夫店長(61)によると、子ヤギの誕生は通算8匹目。体長は45センチほど。橋爪さんは「既に人懐っこくて好奇心が旺盛。今までにない珍しい性格だ」と驚いている。この親子のほか、3歳の雄ヤギ「春太(はるた)」も一緒に過ごしている。
施設は普段、3匹を柵で囲んだ屋外で飼っているが、今後、柵の外で来場者が簡単に触れ合える機会を企画している。 (田井勇輝)