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【岐阜】「八房の梅」見頃 関ケ原の聖蓮寺

ジャンル・エリア : 岐阜 | 自然 |   2019年03月20日

見頃を迎えた「八房の梅」=関ケ原町今須の聖蓮寺で

見頃を迎えた「八房の梅」=関ケ原町今須の聖蓮寺で

 関ケ原町今須の聖蓮寺で、県指定天然記念物の古木「八房(やつぶさ)の梅」が淡いピンク色の花を咲かせ、見頃を迎えている。

 一つの花に4~8個の小ぶりの実がなり、熟す前に落ちるのが特徴。鎌倉時代に浄土真宗を開いた親鸞が関東から京都に帰る際に寺に立ち寄り、食事で出た梅干しの種を植えたのが始まりと伝わる。

 今年は暖冬で雪が降らなかったため、開花が例年より10日ほど早い。現在は五分咲きで、1週間ほどで満開となる。

 (芝野享平)