ジャンル・エリア : まつり | 富山 | 歴史 2019年03月25日
射水三大曳山(ひきやま)まつりの一つ「海老江曳山まつり」の山車2基を保管し、資料などを展示する「海老江まつり資料館」が射水市海老江に完成し24日、海老江地域振興会関係者や地元住民が式典を開いて祝った。 (小寺香菜子)
振興会が海老江コミュニティセンター横に整備した。約280平方メートルの敷地の中央に鉄骨平屋の資料館が、両サイドに「東町」と「中町」の曳山の格納庫がある。館内には獅子頭や曳山の小道具、曳山の模型などを展示。郷土史資料コーナーも設け、海老江地区の売薬業の歩みなどを紹介している。資料館を案内するホームページも開設した。
式典には夏野元志市長らが出席し、テープカットした。東明小学校ブラスバンド部と浜開獅子舞若連中がアトラクションを披露し花を添えた。祝賀会では、矢後昭男自治振興会長が「海老江の素晴らしい伝統芸能を若者に伝えたい」とあいさつした。
参加者は早速、館内を見学。東明小4年の女子児童は「昔の獅子頭を見ることができて面白い」と笑顔だった。
午前10時~午後4時。火曜休館。入館無料。